波浪日報

麦とろ事件


 昨日の日記を書いていて思い出したので、ひきつづき貧乏話をひとつ。
 今日は一日中、家で仕事をしていたので特筆すべきこともないし・・。

 とある冬の日、霙まじりの冷たい雨が降る二月のことだった。

 何の用があったのかなかったのか忘れてしまったが、友人二人(二人とも男性)と浅草近辺を歩いていた。
 寒いし、腹も減ってきたし、とにかく何か食べようということになり、「麦とろ」の看板にひかれて一軒のひなびた老舗風の店に入った。

 実は、その日も私の財布には、帰りの電車賃も含めて2千円弱しか入っていなかったのだが、いくら渋い店構えでも、麦飯にとろろならそんなに高額ではないだろうと踏んだのだった。

 ところがどっこい、そこは本物の老舗、老舗“風”ではなかった。

 
浅草むぎとろ本店

 席に案内されて暖かいお茶が供され、ほっと一息ついたところで「おしながき」を見ると、一番安いメニューが一人前2,500円ぐらいだっただろうか・・・。
 一同、かなり躊躇したのだが、暖かいところから出たくない気持ちが勝ってしまい、「大丈夫?」「た、たぶん」とか言いつつ、注文してしまったのだった。
 その時点で、三人が三人とも「誰か持っているだろう」という根拠のない予測をしていたのだ。

 忘れもしない、二月のメニューだ。
 
 「こちらは鴨肉を巻いた牛蒡と○▼※でございます。節分の鬼と金棒に見立ててございます」

 今思えば、江戸情緒あふれる料理が懐石風に給仕されていたのだが、その時の私は値段のことが頭から離れず、手に汗握って食べていたので、味なんかほとんどわからなかった。

 そしてコースも半ばにさしかかったところで、誰からともなく「・・ところで、いくら持ってる?」という話になった。
 私だけじゃなく、あとの二人も戦々恐々としながら「鬼に金棒」を食らっていたわけである。

 三人の所持金を合計して・・・

 足りない!!

 帰りの電車賃の分を残さなくて、全額合わせても伝票に記載されている数字にとどかなかったのだ。

 さあ、どうする。

 最初に出たのは「走れメロス」案だった。
 誰かがお金を取りに帰る。
 ・・・いや、三人とも帰ったところで金はない。
 たぶんその日は日曜日だったのだろう、最寄りの銀行で現金を引き出すという選択肢はなかった。
 今ならば休日でもATMが使えるが、当時はお金をおろせなかったのだ。

 もう最後のとろろ飯なんて、いくらつるつるしてたって喉を通るもんじゃない。

 しまいには、事情を話して免許証か何かを預けて、後日支払いに来るという相談をするしかないという話になったのだが、そこで友人G君が・・

 「あ、俺、クレジットカード持ってる」

 結局、そのカードで支払いは無事済んだのだったが、店を出て氷雨に濡れつつ歩きながら、G君がぽつりとつぶやいた。

 「よく使えたよな〜、あのカード、死んだおふくろのだったんだけど・・」

 絶句。

 母一人子一人のG君のお母さんが急に亡くなって、お葬式に参列してから一ヶ月以上過ぎていただろうか。

 今でもあの日の冷たい雨の感触は忘れられずにいる。

 ・・・・・・・・・

 と、こんな経験をしているのに、懲りずに現金を持って歩かない自分って、やっぱりどこか頭のネジがゆるんでるんだろうなぁ。
 
2005年06月30日(木) No.163 (雑記)
Comment(3)

すごいですね


 今日、仕事関係で必要になったので、初めてデジカメの画像をプリントに出しに行った。

 どのぐらいの値段でどんなシステムなのか、何もわからないまま、とりあえず目に付いたDPEショップに入ったのだが、実に簡単。画像を焼いたCD-ROMを機械にセットして、タッチディスプレイでプリントしたい画像を選び、枚数を指定すればOKだった。

 トントン拍子に注文が済み、いざ支払いをしようとしたら・・・

 あ! そうだった。
 お財布に17円しかなかったんだった。
 値段を聞いてから銀行に行こうと思っていたのに、受付の女の子が可愛いし、てきぱきと応対してくれたので、うっかり注文までしてしまった。

 というわけで、お財布を見せて、「ごめん! 17円しかないや」と言ったら、「すごいですね」と驚かれてしまった。(笑)

 そういえば、昔、会社勤めをしていた頃もよくお財布に現金が入ってなくて、その額を言うと同僚の若い男の子に「ウソだ〜」と言われ、「ウソじゃないよ、ほれ、見てみぃ」と、財布をあけて見せたものだ。

 「○○さん、そりゃないっすよ、一応オトナなんだからさぁ、何かあったら困るっしょ」と、お金を貸してくれようとする親切な子もいた。
 
 でも、基本的に行き帰りの交通費は通勤定期があるから必要ないし、弁当持参なら昼食代もいらないし、お茶は会社で飲めるから、財布に30円しかなくてもあまり気にしなかったのだ。

 でも、彼女の驚き方からして、いい年をした大人の所持金が17円っていう事実は、「すごい」ことだったのかも??

・・・・・・・・

 追記:夜遅く、上司からTEL
    来月、長期出張(留守番ともいう)が決定。
    涼しいところだから避暑だと思おう。
    でも、忙しいんだよな〜、その時期も。(汗)
2005年06月29日(水) No.162 (雑記)
Comment(2)

小百合さんのテレビ


 テレビ買っちゃいましたーーーっ!

 先日ジョーバで尻をすりむいた大型家電量販店から、「上得意様宛」(嫌味か?)のDMが届き、行けば1000円のお買物券がもらえるので、FAXのリボンを買いに行ったはずなんだけど・・・気がつけば、吉永小百合さんが宣伝している液晶テレビ(22インチのAQUOS)を購入してました。(^o^ゞ

 ザ・衝動買い??

 まあ、言い訳をするならば、クルマがテレビに化けたというか・・。
 びー子のためにも、自分の移動手段としても、何とか中古のMT車を買いたかったんだけど、どう試算しても我が家の経済状態では無理だと判明したので、せめてテレビでも、という結論になったのでした。

 さすがに、89年製14インチのテレビでサッカーを見るのはつらかったでぃす。

 しかし、我が家のリビング・・・すっげー「環境」だす。
 小百合さんがロケしてる「環境」とは天国と地獄だすにゃ。(笑)

 BSハイビジョンが映るようになって、その美しさに見とれる一方、ちょっとテレビから視線を周囲に移すと、そこには貧民窟さながらの風景が・・( ̄□ ̄;)!!

 完全にテレビだけ浮いてるけど、ま、いっか。
 やっとDVDも見られるようになったし、エアコンつけた涼しい部屋で、テレビっ子セイカツをエンジョイするぞ〜〜!(エコじゃないなぁ)

 でも、その前に、てんこ盛りの仕事を片付けねば・・。(汗)
2005年06月28日(火) No.159 (雑記)
Comment(2)

ある訃報


<訃報>奥崎謙三さん85歳=「ゆきゆきて、神軍」に出演

 今日の未明、コンフェデの準決勝で、アルゼンチンがPK戦の末メキシコを下した興奮の一戦が終わり、早朝のニュースになったところで、小さく取り上げれていたのが、この訃報だった。

 ドキュメンタリー映画「ゆきゆきて、神軍」には、強い衝撃を受けた記憶がある。

 そして今日、大きく取り上げられていたニュースは天皇皇后両陛下のサイパン行きである。

 戦後60年、複雑な思いで2つのニュースを見た人も少なくないだろう。
2005年06月27日(月) No.158 (雑記)
Comment(0)

ブログ研究、その後


インタビュー


 朝一に上司からTEL。(この書き出し、多いなぁ)

 で、今日のミッションは・・
 「山口マオさんにコメントもらってください」

 むむぅ、インタビューなりか・・・。
 
 実は、すごく苦手。
 無責任なバカっ話は得意ジャンルなんだけど、ちゃんとしたコメントをいただくようなインタビューはものすごく緊張して要点を得ない話になってしまうことが多い。
 ましてや以前からファンだった作家さんとなると、お話するだけで舞い上がってしまい、汗だくになるのは必至だ。

 で、結果はどうだったかというと、やっぱり3リットルぐらい発汗・・・。暑かったし。(笑)
 でも、「ああ、何を質問したらいいんだろう」と悩んでいたら、ギャラリースタッフのIさんが「スリーサイズと好みの女性のタイプ♪」というアドバイスをくれた、という裏話がウケたのでよしとしよう。(おぃ)
 いろいろ丁寧にお答えいただいたマオさんに感謝!

 さぁて、あとはうまくまとめられるかどうか、だよな〜。(再び汗)  
 
 ・・・・・・・

 緊張と興奮の後は、誘い出したゆ〜ぴゃんとコーヒーブレイクでしばしまったり。
 ゆ〜ぴゃんはた〜さんの転勤でお引越しが決定している。
 こんな風に気軽に誘ったりできるのも最後かもしれない・・と思うと、すっごく淋しい気持ちになった。

 それにしても、今日は暑かったなぁ。
 まぢでバテバテだす。
2005年06月24日(金) No.151 (雑記)
Comment(0)

バタバタバタ・・


ミリオンダラーベイビー


撮影


セバスチャン


時差ボケ?


ブログ


夏さんの漆の作品展


ゴミ焼き温泉


スチームボーイ


 ひさびさにビデオを借りてきた。

 大友克洋監督作品 
『スチームボーイ』

 舞台は19世紀イギリス。蒸気機関が産業を支配し始めていた時代。
 祖父と父が共同で研究していた驚異(脅威でもある)の発明「スチームボール」をめぐって、主人公の少年レイが大活躍する物語。

 『AKIRA』や『MEMORIES』と比べると、すごくストレートな”空想科学冒険活劇”に仕上がっている。
 主人公の少年が心身ともに健康で勇気凛々なのはもとより、じーちゃんはバリバリ元気だし、父さんはむっちゃヘンだし、女の子はクソ生意気でぶっ飛んでるし、悪者は悪者らしく渋い面構えで言うことなし。

 もちろん、アニメーションの緻密さ&美しさも、大友作品だからある程度予想はしているわけだが、わかっていても度肝を抜かれる迫力。
 劇場の大きなスクリーンで観るべきだったとかなり後悔した。
 ジャパニメーションは本当に凄い!

 「科学って、人間にとって何なんですか?」

 主人公レイのストレートな問いかけ。

 退廃的で陰鬱な近未来を描いた作品が溢れている今、この映画の明るさと逞しさは古典的だからこそ新鮮に感じるし、観終わった後の気持ちが清々しくていい。

 世の中いやになっちゃうようなニュースばかりだけど、ネガティブな気分にどっぷり浸っていたら楽しくないし、良くなる可能性のあるものも悪くなっちゃうような気がするもんね〜。

・・・・・・・・・・・・

 映画とは関係ないけど、本日びー子が自動車教習所の卒検合格。
 あとは免許センターで学科を受けるだけになった。
 早くおいらの運転手になってくれ、と思う反面、わかばマークの助手席に乗ることを想像しただけで胃が痛くなる感じだすにゃ。
2005年06月15日(水) No.135 (映画)
Comment(2)

ご利用は計画的に


 火曜日はびー子のバイトがオフ、通常のサイクルだと火曜日こそびー子がアライグマに変身する日なのだが、さすがにもう洗うものがない。
 私は午前中で一旦仕事を切り上げて、午後からは二人で外出。
 税金の修正申告(正しくは更正の請求というらしい)に必要な住民票を取りに区役所まで行くついでに、食料の買い出し+我が家のレジャーである大型家電量販店遊びをしてきた。

 COOPの店舗でたっぷり野菜を買い込み、今夜のメニューを餃子に決定する。
 そして来るべき暑さに立ち向かうために、親子ともども3キロの減量を目標に、お菓子売り場はぐぐっと我慢してパスした。

 その後、家電量販店では、いつもなら直行する
マッサージチェアに倒れこまず、すぐ隣りに並んでいる「ジョーバ」にまたがりお馬の稽古、じゃなくって、なんちゃって無料エクササイズを試みた。

 しか〜〜し!

 たった15分のエクササイズで、尻に異変、というか違和感、というか・・

 帰宅してから、いそいそと買って来たばかりのクールバスクリンを入れたお風呂に浸ったら・・・

 え?・・・何、このヒリヒリ感。
 ・・・すりむけてないか?? おいらの尻。
   
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・・が、がんばれ、オレ。
2005年06月14日(火) No.133 (雑記)
Comment(2)

月曜日もアライグマ(2匹)


アライグマの日曜日


ジャンボどら焼き


入梅


隙間の夏空


ワールドカップ予選通過!


 いやぁ、勝った勝った。
 良かった良かった。

 強い北朝鮮のイメージはすでに過去のものだったのか・・。
 まぁ、いつまでもメキシコ五輪(私のサッカー好きの出発点だ)の釜本は凄かった、とか言っててもバカみたいだし、プロサッカーが始まって10年以上たっているんだもんな〜。

 全国高校サッカーで活躍した選手(ウチの弟と同年代の子だった)が、サッカーじゃ飯が食えないからと競輪選手になったのも今は昔。

 私の場合、日本サッカーへの思いは、子供の成長を見ている気持ちに近いんじゃないかな。青いユニフォームを着て熱く応援するサポーターたちとはちょっと違う気がする。

 選手たちは切磋琢磨し、周囲にも支えられてひとつひとつ壁を乗り越えていくけれど、見ているこっちの気持ちとしては、「ああ、ああ、こんなこともできるようになって、まあ!」と、心配したり、涙ぐんだり、喜んだり・・・・まるで親戚のおばちゃんみたいなスタンスだ。(笑)

 ドイツではどこまで成績を残せるかわからないけれど、おばちゃんの目の黒いうちに、決勝戦を争うような世界最高レベルのサッカーができるようなチームになってくれるといいなぁ。 
2005年06月08日(水) No.122 ()
Comment(0)

平穏無事


かわいいコックさん


カストロと鍋


 キューバのカストロ議長が、圧力鍋を「我々の鍋」と力強く推奨していた。
 慢性的なエネルギー不足に悩むキューバにあって、省エネルギー推進のため自らテレビに出演して圧力鍋の効用を解説していたのだ。

 私の年代だと、カストロはゲバラと並んで革命の戦士という印象が強い。
 そのカストロが、ジャ○ネットの通販みたいに鍋の解説をしているのを見ると、ちょっとフクザツな気分になってしまう。

 去年だったか、大型のハリケーンがキューバを襲う直前は、やはり自ら天気予報士のように天気図の前に立って解説していた。

 キューバ革命なんてほとんど知らない娘のびー子は、カストロのことを「らぶり〜でカッコイイ親父」だと言う。
 すっかりカストロファンなった彼女は、昨年転んで足を骨折したのをいたく心配していたので、今日の圧力鍋のニュース映像はビデオに録画しておいた。

 バイトから帰ってそれを見たびー子

「あ〜、元気そうだ、良かった良かった♪」

 おいおい、カストロを田舎のじーちゃん扱いか?(笑)

 でも、私も、死んで伝説になったゲバラより、齢を重ねて圧力鍋を持つカストロの方が断然カッコイイと思うなりね〜。
2005年06月05日(日) No.116 (雑記)
Comment(2)

兜の緒


 昨日の余韻で、ちょっとサッカー話。

 先月の25日に行われた、
ヨーロッパチャンピオンズリーグの決勝戦、リバプール対ACミランである。

 私はちょうど仕事が立て込んでいて、サッカーを見る余裕もなく、ほとんど徹夜が続いていたのだが、未明にちょっとコーヒーブレイクをしようとTVをつけたら、3−0でリードされていたリバプールが猛反撃に出て、同点に追いつくところだった。

 強い眠気もふっとんで、疲れて充血した目玉ながら、まったく目の離せない展開で、結局延長戦とPK戦まで見てしまったのだった。

 物凄く巧いレベルの選手たちが死ぬ気で頑張ると、これがサッカーなのか! と目を瞠るようなプレイの連続、Jリーグの試合とは比べ物にならない迫力だ。

 PK戦で、最後はあのシェフチェンコが、考えられないようなへなちょこシュートを蹴って止められ、決着がついた。
 物凄く巧い同士であっても、最後は本当に気持ちの強さの問題なんだというのが、絵に描いたようにハッキリわかる場面だった。
 リバプールのGKのドゥデクは、アジアカップの時の川口と同様、ほとんどスーパーサイヤ人と化していた。
 かたや、セリエAで得点王に輝いたこともあるストライカーのシェフチェンコは、プレッシャーに呑み込まれてしまった。

 話は戻って、ちょっと巧い級の我が日本代表と北朝鮮、差はそんなにない。
 だいたい、日本代表が北朝鮮や韓国と同等に戦えるようになったのは、つい最近の話なのである。
 今日のマスコミの論調は、北朝鮮には楽勝というような雰囲気があったが、ちょっと待て。
 少なくとも、北朝鮮の代表はバーレーンの選手たちよりずっと粘り強いしスタミナも気迫もある。
 それに、もう出場権獲得に手が届かないとしても、お国の事情から、日本戦の結果に対するお上や国民の目は、下手をすると選手たちのその後の生活を左右するほど厳しいわけだから、モチベーションは決して下がらないだろう。

 油断すると怖いぞ〜。

 今、こてこてにオヤジ的なフレーズが頭の中に響いている。

 「勝って兜の緒を締めよ」

 最近、まったく聞かない言葉だよなぁ・・。(笑
 
2005年06月04日(土) No.112 ()
Comment(0)

やっぱりヒデは凄かった


 2006年ドイツワールドカップアジア最終予選バーレーン戦。

 日本代表勝利!!!

 キリンカップで2連敗した後、小野の故障のニュース。
 それを聞いたびー子は「勝てる気がしねぇ・・」とボヤいていた。
 それに反して、私の予想はこうだった。
 「ジーコはツイてるヒトだから、なんだかんだ言って、ナカータが気合入れて勝っちゃうんじゃない?」

 大当りである。
 サッカーに関しては、まだまだ娘っこには負けない。

 ここ一番で、カッコ悪かろうが内容が悪かろうが勝利する「強運」の持ち主ジーコ。「運も才能のうち」とはよく言ったものである。

 そして中田英寿はワールドクラスのプロフェッショナルだ。

 試合前の中田のコメントの中に「日本代表の技術は巧い。でも物凄く巧いレベルじゃない限り、ちょっとぐらいの巧い下手の差は気持ちでカバーできてしまうものだ」というのがあった。
 物凄く巧いレベルのセリエAで何年もプレイしている選手だからこそ言える、実感のこもったコメントだった。

 キリンカップの敗戦でマスコミも選手も「カウンターをくらった」という言葉を連発していたが、多少なりともサッカーを知っている人間なら、あの失点はカウンター攻撃などではなく、1対1の場面での競り負けに過ぎないということがわかるだろう。

 中田はその点をハッキリ指摘し、たった数日でチームの空気を変えることができたのだ。さすがである。

 若い頃からクールな中田が、なりふりかまわず「死ぬ気で戦う気持ち」と言うの聞いて、あらためてワールドカップがサッカー選手にとってどれだけ重いものかを確認したような気がした。

 次の北朝鮮戦、中田は累積警告で試合には出られないが「まず1対1で負けるな!」という中田のメッセージは、確実に日本代表チームに強い芯を通したと思う。
 中田だけじゃなく、俊輔、アレックスが出場停止、小野と高原は故障、と、物凄く巧いレベルの選手はことごとく出られないわけだが、今回得点した小笠原、レッサーパンダ似の遠藤、松井秀樹の弟みたいな顔の大黒、落ちる魔球のフリーキックを蹴る三浦、などなど・・ちょっと巧い級の選手層は厚い。

 できれば彼らに頑張ってもらって、次の試合でワールドカップ出場を決めてもらいたいものだ。

 でも、最終予選が甘くないってことは、さんざん見てきたからなぁ・・
 ガンバレ日本代表!!
2005年06月03日(金) No.110 ()
Comment(0)

紀展


・・・
 囲碁のお仲間の
 夏さん からグループ展のご案内をいただきました。

 「いとぐち・紀・はじまり」

 4人の作家による漆の展覧会(挽物や麻布を使った乾漆技法による作品)です。

 会期は6月12日(日)から18日(土)の1週間、場所は東京・板橋の「瑞玉ギャラリー」

 今月の目標がひとつ増えました。

 夏さんの展覧会を拝見しに行く!!

 作品もお人柄もとっても素敵な夏さん、大ファンなんです。
2005年06月02日(木) No.109 (雑記)
Comment(4)

水無月