波浪日報

七草騒動


 今日は七草。

 びー子は七草粥が大好物(昨年は4回食べた)。
 今年も楽しみにして生協でフレッシュな春の七草を詰め合わせた「七草パック」を注文していた。
 
 夕刻、お待ちかねの七草粥を炊こうと台所へ行くと・・
 何と! すでに我が家の土鍋を無断で使用してジジババが粥を炊いているではないか!
 
 何故? なにゆえに??

 我が家のジジババに七草粥の習慣はなかったはず・・。
 天ぷら、フライ、うなぎ、ハンバーグ、グラタンなどを好んで食す健啖老人たちに「腹を休める」習慣がないことを知り、半ばあきれつつ大笑いしたはずなのに、なぜ今年に限って・・・。

 よくよく事情を聞いてみれば、最近ボケっぷりが進化している井戸魔人こと我が母、冷凍の「七草雑炊の素」の調理法の説明を読まずに、いきなり粥を炊いたことが判明。
 「七草雑炊の素」の袋には「解凍した汁にご飯を入れて雑炊にせよ」と書いてあるのに・・。
 
 結局、びー子秘蔵のフレッシュ「七草パック」は老人たちに譲ることになり、我々が「七草雑炊の素」を使用することになった。

 その後、憤懣やるかたないびー子、閉店間際のスーパーをハシゴして、生の「七草パック」を買いに走った。
 お楽しみの七草粥は明日に順延だ。

 数年前から老人たちと我々親子、食事はまったく別に用意している。
 最初は一緒に食事するようにしていたのだが、生活時間帯がまったく違う上に嗜好もまったく違うので、楽しいはずの食事がお互いにストレスになってしまい、別々に支度することにしたのだ。
 そして、炊飯器やオーブントースターなど、共用して不都合の起きる道具はそれぞれに専用のものを使うようにしてきたが、基本である台所や冷蔵庫は共用なので、しばしば小競り合いが生じる。

 それでも、今はモリモリ揚げ物を食べる老人たちが元気にしているので有難い。
 そのうち娘は独立していき、ストレスの何のと言ってる状況ではなくなって、彼等の食事の支度を私が担当することになるのだろうが、正直なところ、その重責を日々こなしていけるかどうか、あまり自信はない。

 願わくば、老人ふたりが七草粥を必要としない鉄の胃袋を維持して、末永く健康でいてほしいものである。
2006年01月07日(土) No.252 (雑記)