波浪日報

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ささやかに応援


浦和レッズ天皇杯優勝!!


W杯予選1位通過!


ワールドカップ予選通過!


兜の緒


 昨日の余韻で、ちょっとサッカー話。

 先月の25日に行われた、
ヨーロッパチャンピオンズリーグの決勝戦、リバプール対ACミランである。

 私はちょうど仕事が立て込んでいて、サッカーを見る余裕もなく、ほとんど徹夜が続いていたのだが、未明にちょっとコーヒーブレイクをしようとTVをつけたら、3−0でリードされていたリバプールが猛反撃に出て、同点に追いつくところだった。

 強い眠気もふっとんで、疲れて充血した目玉ながら、まったく目の離せない展開で、結局延長戦とPK戦まで見てしまったのだった。

 物凄く巧いレベルの選手たちが死ぬ気で頑張ると、これがサッカーなのか! と目を瞠るようなプレイの連続、Jリーグの試合とは比べ物にならない迫力だ。

 PK戦で、最後はあのシェフチェンコが、考えられないようなへなちょこシュートを蹴って止められ、決着がついた。
 物凄く巧い同士であっても、最後は本当に気持ちの強さの問題なんだというのが、絵に描いたようにハッキリわかる場面だった。
 リバプールのGKのドゥデクは、アジアカップの時の川口と同様、ほとんどスーパーサイヤ人と化していた。
 かたや、セリエAで得点王に輝いたこともあるストライカーのシェフチェンコは、プレッシャーに呑み込まれてしまった。

 話は戻って、ちょっと巧い級の我が日本代表と北朝鮮、差はそんなにない。
 だいたい、日本代表が北朝鮮や韓国と同等に戦えるようになったのは、つい最近の話なのである。
 今日のマスコミの論調は、北朝鮮には楽勝というような雰囲気があったが、ちょっと待て。
 少なくとも、北朝鮮の代表はバーレーンの選手たちよりずっと粘り強いしスタミナも気迫もある。
 それに、もう出場権獲得に手が届かないとしても、お国の事情から、日本戦の結果に対するお上や国民の目は、下手をすると選手たちのその後の生活を左右するほど厳しいわけだから、モチベーションは決して下がらないだろう。

 油断すると怖いぞ〜。

 今、こてこてにオヤジ的なフレーズが頭の中に響いている。

 「勝って兜の緒を締めよ」

 最近、まったく聞かない言葉だよなぁ・・。(笑
 
2005年06月04日(土) No.112 ()

やっぱりヒデは凄かった


 2006年ドイツワールドカップアジア最終予選バーレーン戦。

 日本代表勝利!!!

 キリンカップで2連敗した後、小野の故障のニュース。
 それを聞いたびー子は「勝てる気がしねぇ・・」とボヤいていた。
 それに反して、私の予想はこうだった。
 「ジーコはツイてるヒトだから、なんだかんだ言って、ナカータが気合入れて勝っちゃうんじゃない?」

 大当りである。
 サッカーに関しては、まだまだ娘っこには負けない。

 ここ一番で、カッコ悪かろうが内容が悪かろうが勝利する「強運」の持ち主ジーコ。「運も才能のうち」とはよく言ったものである。

 そして中田英寿はワールドクラスのプロフェッショナルだ。

 試合前の中田のコメントの中に「日本代表の技術は巧い。でも物凄く巧いレベルじゃない限り、ちょっとぐらいの巧い下手の差は気持ちでカバーできてしまうものだ」というのがあった。
 物凄く巧いレベルのセリエAで何年もプレイしている選手だからこそ言える、実感のこもったコメントだった。

 キリンカップの敗戦でマスコミも選手も「カウンターをくらった」という言葉を連発していたが、多少なりともサッカーを知っている人間なら、あの失点はカウンター攻撃などではなく、1対1の場面での競り負けに過ぎないということがわかるだろう。

 中田はその点をハッキリ指摘し、たった数日でチームの空気を変えることができたのだ。さすがである。

 若い頃からクールな中田が、なりふりかまわず「死ぬ気で戦う気持ち」と言うの聞いて、あらためてワールドカップがサッカー選手にとってどれだけ重いものかを確認したような気がした。

 次の北朝鮮戦、中田は累積警告で試合には出られないが「まず1対1で負けるな!」という中田のメッセージは、確実に日本代表チームに強い芯を通したと思う。
 中田だけじゃなく、俊輔、アレックスが出場停止、小野と高原は故障、と、物凄く巧いレベルの選手はことごとく出られないわけだが、今回得点した小笠原、レッサーパンダ似の遠藤、松井秀樹の弟みたいな顔の大黒、落ちる魔球のフリーキックを蹴る三浦、などなど・・ちょっと巧い級の選手層は厚い。

 できれば彼らに頑張ってもらって、次の試合でワールドカップ出場を決めてもらいたいものだ。

 でも、最終予選が甘くないってことは、さんざん見てきたからなぁ・・
 ガンバレ日本代表!!
2005年06月03日(金) No.110 ()