波浪日報

水無月


肉のち粥


 午前中の仕事を早めに切り上げて、久しぶりの休日でマターリ菌の胞子をプワプワと飛ばしている娘を連れて外出。

 しかし、まったくピリっとしない一日だった。

 図書館に行ったら月末で休館日だったし、しぶしぶ時効の迫っている国民年金を払い込もうとしたら、どこの銀行も郵便局もコンビニの窓口も長蛇の列で、無駄に時間だけが過ぎていく。

 仕方がないので、そうだ、せめて肉を食おう! ということになり、焼肉ランチへ突入した。

 焼肉は、三月に金沢に行った時に松蔭殿にご馳走していただいて以来、三ヶ月ぶり。
 貧血にも有効であろうと、二人でつつましくジュウジュウした。

 しかし、私たちの胃腸は、穀物や豆、野菜や海草にはめっぽう強いのだが牛肉には弱い。
 「肉だよ肉! 旨いね〜っ!」と、食べてる時は調子良いのだが、困ったことにこれがなかなか消化できないのである。
 夜の9時を過ぎても、まだ牛が胃の中で草を食みながら居座っている雰囲気で、お腹が重い。

 そんな時、唯一食べたいものとして浮かんだのが「お粥」だった。

 せっかく牛肉を食べたのに、夜が芋粥っちゅうのは情けないよねぇ、などと言いながら、フウフウと粥をすすった親子であった。
 
2005年05月31日(火) No.105 (雑記)

貧血


ひきつづき店番失格


店番失格


ときどきワイドテレビ


雷嫌い


 2日続けての雷雨。
 我が家の臆病犬コテツは、もう大変である。
 
 その異常なまでの雷恐怖症は以前から紹介しているので、ご存知の方も多いと思うが、かなり遠く、人間の耳では聞き取れない雷鳴にいち早く反応してぶるぶる震えだし、息も絶え絶え、ヨダレだらだら、目は虚ろになってしまう。
 だから、私たちの耳にゴロゴロと音が聞こえてきたら、布団や洗濯物より先にコテツを取り込まなければならないのだ。
(コテツは屋根はあるが壁のないガレージにいるので室外犬扱い)

 しかし最近は、すっかり雷が通り過ぎた後も、人の顔を見るとわざと震えてハァハァしてみせる「演技」ができるようになった。
 もちろん、バレバレの演技なのだが、臆病な奴なりになるべく長く家の中に置いてもらえるように知恵を絞っているところが可笑しい。

 誰も見ていない時には、玄関に敷いてもらった布団の上でまったりくつろいでいるのだが、人の気配を感じると慌ててハァハァする。
 そ〜っと近づいて尻尾のあたりをつっつくと、大慌てで震えてみせるのが笑えるし、たまに、うっかりハァハァをし忘れたときのバツの悪そうな顔もマヌケで可笑しいので、すでに外に出してもいい頃合になっても、しばらくは中に入れたままにしておく。

 もう9歳になろうかというのに、実に子供っぽい奴だ。
 ま、そんなおバカなところが可愛いんだけどね・・。
2005年05月24日(火) No.92 (雑記)

真っ白


 あ〜、きれいサッパリ一週間の記憶がない。
 やっぱり、ワタシの頭は一度に一つの事しか考えられないんだな〜。

 仕事がグググッっと煮詰まって、ザ・集中モードに入ると、日記を書くどころか、「ごはん、何食べる?」と尋ねられても、「ご〜はん〜〜た〜べる〜〜」と答えているような状態らしく(本人記憶がない)、娘に言わせると、「物理的には居るけど、ここに居ないヒト」で、むしろ「今ここにある危機」っていう感じらしい。

 二晩ほどほぼ徹夜して、山で言えば八合目あたりまで到達、なんとか最低限のノルマまでこぎつけたのが昨日の朝。
 それから少しずつこの世に戻り、何日ぶりかで風呂にも入ったし(○○猫のくせに、というツッコミはあえて却下)、今日はおかずの内容も理解できるようになった。

 しかし、八合目っていうのがどうにも情けない。

 若かりし頃は、ジョーのように真っ白に燃え尽きた時には、だいたい頂上までたどり着いていたものだったが、寄る年波、体力の衰えには逆らえない。

 近年はその事実を認めて、早め早めの出発を心がけていたのだが、今回はどうにもエンジンがかからず、またもや盆に還らぬ覆水さんを思って涙するはめになってしまった。

 そういえば、子供の頃からずっと、嫌いな言葉は「反省」と「努力」だったっけ・・・。
 そんなぐうたらが、年をとってからそのツケを払うのは、かな〜り厳しい。
2005年05月23日(月) No.88 (雑記)

天使運?


 尻に火がつくどころか、尻は燃え尽き、背中も半焼という状況にさしかかり、バリバリ音をたてて仕事をこなさなければならないのだが、体調がいまひとつ。
 
 だらだら続けても捗らないので、娘がバイトに出るのを見送ってから少し横になることにした。

 ふと目を覚ますと、バイトに行ったはずの娘がいる。

 あんた、どうしたの? バイトじゃなかったの? と尋ねると、娘は半べその状態で、実は昨日でバイトをクビになったと言う。

 え? そりゃまた急な、どうして? と問いただすと、自分についていた「天使運」が、もうなくなっちゃったからだと言われた、と言ってさめざめと泣く。

 私は猛烈にむかっ腹が立った。
 都合よくこき使っておいて、そんな急な話はないだろう!
 だいたい「天使運」って何だよ?

 ・・・というところで目が覚めた。

 夢だったのか。

 夜、いつも通りの時間に帰ってきた娘に、夢の話をした。
 うぴゃ〜っ、「天使運」って何なんだよぉ〜
 そもそもバイト、クビになってないし・・
 あ、でも、あの店長なら言いそうな感じかも〜
 うんうん、ありそうな感じ〜

 と、大爆笑。
 
 彼女のバイト先の上司も、かなりユニークな女性なのである。

 その後、彼女は体調いまいちでグズグズしていた私にかわって夕飯作り。
 メニューは健康的に薄味仕上げのゴーヤチャンプルーと青菜と麩の味噌汁。
 
 親バカの母にとっては、夕飯を作ってくれるキミは、ちょっとイカツイけど天使に見えるぞ。(笑)
2005年05月15日(日) No.81 (雑記)

山の霧


 日をまたがっての移動はちょっと遠距離。
 謎のレストラン「元祖日の丸軒」を出て都内を抜け、関越に乗る。
 金曜日の早朝から動きっぱなしで、かなり眠そうな上司と上里のパーリングエリアで運転を交代。
 長野方面への高速はガラ空きだったが、さすがに他人様の車(しかもベンツ)で何かあっては大変なので、長距離トラックの後ろについて車間距離を取り、スピードを抑えてゆっくり走った。
 軽井沢の出口付近から霧が濃くなり、オレンジ色のフォグランプに照らされた深夜の高速は幻想的な景色で綺麗だったが、やはり視界が不安定でちょっと怖い。高速を降りたところで、ふたたび上司と運転を交代してもらった。

 碓氷バイパスは濃霧。
 霧の山道を走っていると、遠い昔、学生時代に信州霧が峰のそのまた奥にある山小屋で、夏休みの度にアルバイトをしていた頃の記憶が甦った。

 すぐ前を歩いている人の背中が見えなくなるほどの濃霧。
 霧の流れの隙間にある不思議な空間。
 街育ちの身としては、怖いけれど幻想的で、わくわくするような経験だった。

 ・・・

 一夜明けて、爽やかな晴天。
 散りかけの山桜の花びらが舞い、新緑が輝き、仕事さえなければ最高なんだけれど、夕刻までみっちり仕事をして、帰りは一人新幹線で首都圏に戻った。
 もう少し長くなると覚悟して出かけた出張だったが、27時間後に同じ改札口に戻ってきたことになる。
 ちょうどバイトが終わった娘と落ち合って、食事を済ませてから帰宅。 
 
2005年05月14日(土) No.80 (雑記)

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 1920 21 22